圧倒的な速さでマチ付き箱を組立てる。
人手不足の社会問題を軽減させる。
10倍の組立速度を持つ16点箇所機械貼。
1ピースマチ付きギフトボックス。
カバーボックス システム(派生型複数有り)
Cover Box System
カバーボックス Cover-BOX
特許認証
<発明者>
アイパックス イケタニ株式会社 (現keijis OFFICE 代表) 金指恵司(カネザシ ケイジ)
人手不足が社会問題となっている現代で生産現場でのパッケージングはより簡素化を求められるがギフト市場では差別化が必要だったり、プロダクトデザイン性も損ないたくないという現場からの声にカバーボックスを開発した。通常組立時間がかかるマチ付き組立箱を1ピース構造にして16点を機械で貼り付ける事により、同じ形式との組立時間の差は10倍の速さで組立てられる。一体化したフタの内側には印刷面も施せるためフタを開けた時にキャッチデザインを表現できる特徴もある。カバーボックスはシステムとして類似形状の派生製品が複数あり、コストやシチュエーションに合わせた選択が可能となる。
(現在、開発途上であり、利用される内容によりお打合せが必要です。)
プロダクトのご紹介
カバーボックス 01
洋風なデザインを当て込んでみた参考デザインです。フタ裏まで外側に印刷した材料が内側に巻き込まれて折り畳まれるため片面印刷でもフタ裏にデザインを表現できることに特徴があります。フタにも側壁が付いているため本体をカバーしながらのフタかぶせとなるフタと本体が一体化した設計です。
COVER-BOX 02
カバーボックス 02
洋風なデザインを当て込んだ参考デザインです。仕切り部分は別バーツになっていますので自由な内容物による設計が可能です。外見上の同じ形式のものが世には存在しておりますが、半自動で組み立てられるものは無く、組立に時間がかかるところを形式と部分貼りにより軽減した。
カバーボックスの組立方
④フタは畳み部分の2箇所を開く。
特にフタは開くだけ、コーナー貼りされている。
フタの部分は材料の反発も有り、軽く開くだけで開放する。あとはフタを本体にかぶせるだけで完成。(仕切りが有る場合はこの時点で仕切りを設置させる。)
特徴:一筆書きのように表印刷だけでも
デザインをフタ裏に表現でき、
なおかつ半自動組立設計。
基本的に考えられる事柄をベースに
独自なパッケージの設計。
やれるチャレンジ改良は何度でもチャレンジする!
店頭、バックヤード、作業場にてパッケージの組立作業の時間短縮は人件費に関わること。あっという間に作業を終了したいところ。作業時間を短縮したければパッケージ形式は簡素なものとなり、アイキャッチを含めたギフト感を出そうとすると複雑化して組立に時間がかかる。そんな問題点を解決すべくシステムがカバーボックスの根底の考え方です。
製 品 名 | カバー・ボックス |
サイズ基礎基準 |
パッケージ設計最大展開寸法 780x1080 |
パッケージ深さサイズ | 約40mH以上 |
パッケージ縦横サイズ | 200x150mm前後深さを基準として、最大展開サイズとの兼ね合いで変動 |
本体 材質 |
310g/㎡~350g/㎡の板紙 |
カバーボックスについて
類似の形態は市場に存在したものだった。
このような半自動組立形式のパッケージはこの業界に入った30数年前にも市場にはありました。反面そのシステムを利用しない普通のC式箱の基本形式では組立が非常に大変であった。その中でこの組立を半自動で楽にするカバーボックスタイプの形式には驚いた。これを知的財産というものなのかと初めて意識させた形式だった。その知的財産も20年という時間の経過とともにその知的財産が一般化され、一部のそのシステムを知っているパッケージャーにより今に伝承されているが、パッケージに携わる人も知らないことが多い。当然外観からは見えないからでもある。この開発には自分なりにその足りない部分、改善する部分をその知的財産を管理、運営していた経営者と一緒にテスト、開発し、機械化への挑戦をして、再度特許申請したのがこのカバーボックスです。まだまだ完成では無いこの形式ですが、その永年に渡り製造してきたベース技術を土台にご依頼頂く皆様とともに確立して行きたいと思います。