プラスチックを利用しないオリジナルデザイン紙容器で差別化を!
アイキャッチさせる様々な商品に「紙うつわ®」ブランドを!
熱絞り紙容器の製造販売
1枚の平らな板紙を金型で熱プレスする紙パッケージ。
脱プラ素材の持続可能な容器であり環境対応技術。
低密度紙をプレスさせる技術特許。
静岡県富士市と群馬県前橋市に在住する
2名のパッケージャーで発明された紙容器。
板紙材料は富士市の製紙メーカーにて特別製造。
紙箱単体にて2017年度グッドデザイン賞受賞
プロデューサー 金指恵司
ディレクター 大原康弘
デザイナー 稲葉光弘
トップ画像の菊柄は受賞した「まゆ玉型」 NO,3タイプ
商品では無く容器パッケージ単体で受賞
特許認証
<発明者>
アイパックス イケタニ㈱ (現ケイジズオフィス 代表) 金指恵司(カネザシケイジ)
蔵前産業㈱ 大原康弘(オオハラヤスヒロ)
2社共同開発出願。
★過去製造した事例が掲載されております蔵前産業株式会社 紙うつわフェイスブック
https://www.facebook.com/kuramae.explo
一枚のプラスチックを含まない板紙を金型で熱プレスし、ほぼ垂直に近い状態で成形する技法。
四角いパッケージが大半を占める業界で唯一曲面を描く紙製の開発パッケージ。
そのため通常の成形方法ではしわが発生するところを極めてしわが目立たない
成形技術を投入したメイドインジャパンのオンリーワンパッケージ。
また成形物の外周は二次カットせずほぼ成形通りで水平を保つ。
素材は成形に特化したプラスチック原料を含まない板紙を独自に開発。(KGボード7(セブン))
板紙を熱絞りする技術特許は筋押しを利用する紙皿加工を含め板紙単判プレス
技術としてマイクロプラスチック(MP)問題の紙素材加工業界における
技術解決策の一つになる。
●やさしい曲面は商品に独特な雰囲気を演出させるパッケージ。
●厚い板紙を成形しても極めて「しわ」が目立たず、プラスチック混合紙ではない
自社開発板紙を利用したここだけのプレス成形技術。
●リピート率95%以上の採用された方の成功事例をお聞きください。
●和柄から洋柄、キャラクター、そして無地への装飾などで多彩な顔を見せる。商品の差別化へ。
金型バリエーション
まゆ玉型の容器。フタと本体の1セット。型はNO,1~NO3、NO,3大 まで4型保有。NO,1はよりウエストが絞られ、NO,3になるにしたがいより膨らんだ型となる。熱絞り容器の型の中でも絞り度が高く非常に難しい製法となる。ラウンドした形がやさしさを表現する。2017年度グッドデザイン賞受賞はNO,3。
正方形型の小、大サイズ。フタと本体の1セット。角が全てラウンドしており、やさしく柔らかさの表現が特徴。正方形の大サイズが保有型で最大サイズとなる。大柄なギフトセットに。
150mmΦドーム型。フタと本体の1セット。円形でドーム状にフタが膨らんでいる。円形のモチーフデザインを全面に印刷可能。過去テストデザインとして、果物、ボールなどを描いてアイキャッチ性の高い形状となった。
150mmΦのサッカーボール型。フタと本体の1セット。フタのみサッカーボールの凹凸を金型で表現している。画像は墨1色の印刷を施している。無地でも可能。ボールのイメージを表現する包装ネットも販売可能。
サッカーボールの側面ディテール
別注文のオリジナル金型製造が可能。独特な形で唯一の形状を商品の特徴として優しさ、紙の風合いをオリジナル商品として価値を高める手助けを致します。金型は高価になるため、長期的な販売戦略が必要です。サイズ、形状など制限はございますが、さまざまな形に挑戦致します。
(別注金型代は、フタ本体でおよそ200万円ほど。)
熱絞り紙容器の現在保有型
製品規格表
製 品 名 | まゆ玉 NO,1 | まゆ玉 NO,2 | まゆ玉 NO,3 | まゆ玉 NO,3 大 | 長方形 小サイズ |
サイズ(フタと本体重ね) | 156x86x48mm | 156x86x48mm | 156x86x51mm | 206x136x53mmH | 206x76x48mmH |
まゆ玉ウエスト高サイズ(中央部) |
約42mH |
約45mm | 約51mmH | - | - |
使用板紙 | KGボード7 | KGボード7 |
KGボード7 |
KGボード7 | KGボード7 |
1個セット当たり重量 | 23g | 23g | 23g | 41g | 31g |
梱包数量(フタと本体同梱) |
240個セット入れ | 240個セット入れ | 240個セット入れ | 120個セット入れ | 200個セット入れ |
梱包段ケース寸法(外寸) | 596x496x338mmH | 596x496x338mmH | 596x496x338mmH | 596x446x428mmH | 596x446x428mmH |
最低受注数量(印刷有り、無し共通) |
1,200個(240個セット単位) | 1,200個(240個セット単位) | 1,200個(240個セット単位) | 1,000個(200個セット単位) | 1,000個(200個セット単位) |
1回での最高受注数(印刷有り、無し共通) | 9,600個(240セット個単位) | 9,600個(240個セット単位) | 9,600個(240個セット単位) | 6,400個(200個セット単位) | 6,400個(200個セット単位) |
製 品 名 | 長方形 大サイズ | 正方形 小サイズ | 正方形 大サイズ | 150Φドーム型/サッカーボール型 |
サイズ(フタと本体重ね) | 206x141x48mmH | 156x156x48mmH | 206x206x48mmH | 155Φx62mmH |
使用板紙 | KGボード7 | KGボード7 |
KGボード7 |
KGボード7 |
1個セット当たり重量 | 50g | 43g | 69g | 36g |
梱包数量(フタと本体同梱) |
120個セット入れ | 120個セット入れ | 80個セット入れ | 120個セット入れ |
梱包段ケース寸法 | 596x446x428mmH | 596x496x338mmH | 596x446x428mmH | 636x466x318mmH |
最低受注数量(印刷有り、無し共通) | 1,080個(120個セット単位) | 1,080個(120個セット単位) | 1,040個(80個セット単位) | 1,080個(120個セット単位) |
1回での最高受注数量(印刷有り、無し共通) | 3,840個(120個セット単位) | 4,800個(120個セット単位) | 2,560個(80個セット単位) | 4,800個(120個セット単位) |
★納期は都度ご確認ください。数量、加工方法、時期により変化いたしますがおよそ4~7週間前後、国内製造。
★ご発注数は熱絞り成形の成形後に安定形状をさせるためケース入り数単位で割り切れる数量でお願いしております。
熱絞り紙容器を利用したバリエーションパッケージ
ペーパーウッドボックス
フタは熱絞り紙容器、
本体は木製箱(持続可能な脱プラ容器)
紙と木とのコラボレーション。
近年一番のヒットパッケージ(本体は食材を直接入れることが可能)
ペーパーウッドボックス Paper Wood Box
フタ部分特許認証
<発明者> 蔵前産業株式会社 大原康弘(オオハラ ヤスヒロ)
アイパックス イケタニ㈱ (現ケイジズオフィス代表) 金指恵司(カネザシ ケイジ)
本体木製部分玉手ボックス特許利用
<発明者> アイパックス イケタニ㈱ (現ケイジズオフィス 代表) 金指恵司(カネザシ ケイジ)
紙製の深絞り加工を施したフタに木製(ファルカタ材)の本体を装着させたパッケージ。紙製だけのパッケージでは表現できない部分を木の風合いを加味させ、フタが紙製のため多彩な印刷表現が施せる。木製のお弁当用、および和風系の用途から洋風食材などのさまざまなパッケージに使用用途を広げる表現を持たせた。特に紙フタは技術開発している板紙を深く絞る加工技術により、フタとしてのプロダクト機能が生まれる。また、フタの縁部分にさまざまなカッティングを施して独自性のあるプロダクト表現が可能。そのラインにより雰囲気が変わる。本体はワッパ、折箱などを製造する木製容器業界への協力依頼パッケージ(板紙名 KGボード7) 本体も環境配慮のファルカタ材。
2015年 8月 静岡県経営革新計画承認事業となる。
ペーパーウッドボックス サイズ表
製 品 名 | 長方形 小サイズ | 長方形 大サイズ | 正方形 小サイズ | 150Φサイズ |
フタサイズ | 206x76x34mmH | 206x141x27mmH | 156x156x34mmH | 155x155x48mmH |
本体サイズ | 200x75x50(内45)mmH | 200x140x50(内45)mmH | 152x152x50(内45)mmH | 147x147x50(内40)mmH |
フタ 使用板紙 | KGボード7 | KGボード7 | KGボード7 | KGボード7 |
本体 使用材料 | ファルカタ材2mm厚 | ファルカタ材2mm厚 | ファルカタ材 2mm厚 | 木材1mm厚 |
1個当たり重量(セット) | 46g | 62g | 51g | 53g |
梱包数量 |
フタ600個入れ 本体300個入れ 単位発注 | フタ360個入れ 本体180個入れ 単位発注 | フタ320個入れ 本体160個入れ 単位発注 | フタ180入れ 本体150入れ+フタの梱包数調整 |
最低受注ロット |
都度ご相談下さい。 | 都度ご相談下さい。 | 都度ご相談下さい。 | 都度ご相談下さい。 |
1回での最高受注数量 | 都度ご相談下さい。 | 都度ご相談下さい。 | 都度ご相談下さい。 | 都度ご相談下さい。 |
玉手ボックス
柔らかなライン表現を様々な商品パッケージに!
フタは熱絞り紙容器、
本体は紙製組箱
本体側の設計をフレキシブルにする。
玉手ボックス Tamate Box
フタ部分特許認証
<発明者> 蔵前産業株式会社 大原康弘(オオハラ ヤスヒロ)
アイパックス イケタニ㈱ (現ケイジズオフィス 代表) 金指恵司(カネザシ ケイジ)
本体部分特許認証
<発明者> アイパックス イケタニ㈱ (現ケイジズオフィス 代表) 金指恵司(カネザシ ケイジ)
絞り成形プレス加工パッケージをフタとして利用するプロダクト。熱成形プレスの難点であるサイズ調整に対する金型代がコスト高なため、サイズ種類を増やすことが容易でない点を本体製品側のみ通常の比較的安価なトムソン抜き型にて設計製造する。本体が組箱トムソン型となるため、仕切り等あらゆる商品サイズ、その他、目的に合わせたプロダクト設計が可能となる。特徴はフタの角R感を全面に表現できる今までに無かったパッケージプロダクトとなった。専用の食品トレーを本体側に設置することにより、直接食材を入れることも可能となる。菓子向けから付加価値ギフトへ今までに無いパッケージ表現を提供する。
(フタ板紙名 KGボード7、本体は選択可能な通常板紙)
申請ポイントは熱絞り容器をフタとして本体外側からかぶせた時に本体側が熱絞り容器以外でフタのRに本体Rを合わせるところ。
2016年 3月 静岡県経営革新計画承認事業となる。
玉手ボックス簡易パンフレット
熱絞り紙容器について
印刷:オフセット印刷による曲面を生かしたデザインを。
オフセット印刷による多彩な印刷が施せます。通常平らな面にデザインすることが多いパッケージデザインですが、熱絞り容器は曲面が有り、それを生かしたデザインでアイキャッチ効果の高いパッケージに仕上げることができる。印刷はフタ及び本体にもかけることが出来ます。使用される板紙は熱絞りに特化したKGボード7でほどよいマット感が特徴となっております。箔押しは熱での劣化がありますので位置や面積などテストが必要です。エッジ部分にベタ印刷を持ってきますと熱と圧力により擦れが発生しやすいので事前テスト品にてご確認ください。印刷はKGボードの特性を知る自社工場印刷オペレーターにより施されます。
装飾品:無地の状態でゴム紐等の装飾にタグを差し込むだけでも良し。
画像引用:銀座シックス 旬菜三山様
熱絞り成形は印刷をせず、無地への装飾でも十分に存在感を表現できる。画像の銀座シックスへ出店されている旬菜三山様のパッケージはシールと差し込み薄紙印刷物とゴム紐にて見事に装飾し、その存在感で売れている事例だ。他に入浴剤メーカー様もシールと止めゴム紐で表現している。コスト的にも印刷よりも安価に表現できる場合があるのでデザイナーとともにクリエイトして頂きたい。アイデア次第で幅の広い表現が展開できる。
材質について:KGボード7(ケージーボードセブン)
熱絞り容器を開発していく中でより目的に近づくために材料の開発も必要だった。プラスチックを含まずに深絞り成形しても元に戻りにくい世に無かった板紙を作り出すことは困難を極めたが当時の製紙、包装産業に従事するマイスター達が多くの知恵と経験を注ぎ込んでくれた。印刷仕上がりは程よいマット感があり、成形するとピンポン玉と同じ音を発し、硬く成形変化され成形戻りを防ぐ。「KGボード7(セブン)」という板紙への命名には開発者達だけが知る開発コードが含まれている。しかし現代では予想だにしない板紙の開発はもはや皆無といえる時代に入った。日本産業界の大きな問題であると思う。KGボード7を使った成形加工特許は当社と蔵前産業(株)が2017年9月に取得し、同年11月には蔵前産業(株)の大原氏が板紙と布を貼り合わせての熱絞り成形の特許も取得した。
インキ擦れなどの耐圧の開発途上:インキと表面加工の開発
熱せられた金型で平らな紙ブランクを数トンの力で成形する時に多くの負荷がかかる加工方法であるため、印刷されたデザインへの高い耐性が求められる。黒系や濃いめのベタ印刷では画像のような擦れが発生する。初期段階からは数段上の耐性を完成させたが、さらにその耐性を上げて行く開発をする。これらのデザイン上の特性は受注時に過去前例サンプルを元にアドバイスさせて頂きます。また下部画像は深さ部分になりますが、絞り加工時に発生する「しわ」は極めて目立たないものの、そのような部分に柄デザインを入れますとグラフィックの繋がりが途絶えてしまう事になります。下部画像右は白地に柄ですので比較的目立たないデザイン設計になっております。
成形機で作業をする大原氏
二人が出会って生まれたもの
二人は全国を周り商品説明会を積み上げた。
紙成形の手法は多く存在しますが、このパッケージのエッジの美しさ、展開性は素晴らしいと思いました。