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keijis OFFICE
PRODUCT
PACKAGE

 
 
 
 

 熱絞り紙容器の製造販売  

  

 

 
 
   
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
  
 
 熱絞り紙容器(まゆ玉型)
 製法特許取得 2017年度グッドデザイン賞受賞
発明者 ケイジズオフィス 金指恵司 (株)くらまえ 大原康弘
(販売は製造元となるアイパックス イケタニ(株)東京営業所からとなります。)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

プラスチックを利用しないオリジナルデザイン紙容器で差別化を!

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
引用:エイトバウム様
(HPよりネット通販が利用できます。)

 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
引用:てんぐの玉手箱 - 8個入
こんにゃく工房 迦しょう様
(HPより購入できます。)

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

玉手ボックスフタしずめタイプ
 
 
HOME | PRODUCT パッケージ箱 | 熱絞り紙容器 (パッケージ 紙箱)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
    

 

アイキャッチさせる様々な商品に「紙うつわ®」ブランドを! 
 

熱絞り紙容器の製造販売
 1枚の平らな板紙を金型で熱プレスする紙パッケージ。
 脱プラ素材の持続可能な容器であり環境対応技術。
 低密度紙をプレスさせる技術特許。
静岡県富士市と群馬県前橋市に在住する
2名のパッケージャーで発明された紙容器。
板紙材料は富士市の製紙メーカーにて特別製造。

 

紙箱単体にて2017年度グッドデザイン賞受賞

プロデューサー  金指恵司
ディレクター   大原康弘
デザイナー    稲葉光弘
 
トップ画像の菊柄は受賞した「まゆ玉型」 NO,3タイプ
商品では無く容器パッケージ単体で受賞

 

 
特許認証
<発明者>
アイパックス イケタニ㈱ (現ケイジズオフィス 代表) 金指恵司(カネザシケイジ)
 蔵前産業㈱ 大原康弘(オオハラヤスヒロ) 
2社共同開発出願。 
 
 
★過去製造した事例が掲載されております蔵前産業株式会社 紙うつわフェイスブック
https://www.facebook.com/kuramae.explo


SDGs

一枚のプラスチックを含まない板紙を金型で熱プレスし、ほぼ垂直に近い状態で成形する技法。
四角いパッケージが大半を占める業界で唯一曲面を描く紙製の開発パッケージ。
そのため通常の成形方法ではしわが発生するところを極めてしわが目立たない
成形技術を投入したメイドインジャパンのオンリーワンパッケージ。
また成形物の外周は二次カットせずほぼ成形通りで水平を保つ。
素材は成形に特化したプラスチック原料を含まない板紙を独自に開発。(KGボード7(セブン)
板紙を熱絞りする技術特許は筋押しを利用する紙皿加工を含め板紙単判プレス
技術としてマイクロプラスチック(MP)問題の紙素材加工業界における
技術解決策の一つになる。
 
●やさしい曲面は商品に独特な雰囲気を演出させるパッケージ。
●厚い板紙を成形しても極めて「しわ」が目立たず、プラスチック混合紙ではない
  自社開発板紙を利用したここだけのプレス成形技術。
●リピート率95%以上の採用された方の成功事例をお聞きください。
●和柄から洋柄、キャラクター、そして無地への装飾などで多彩な顔を見せる。商品の差別化へ。 
 
 
 

 
 
  
 
 

 
 
金型バリエーション

(本体とフタとの2ピース形状)

 
 

 
ゆ玉型(NO,1 NO,2 NO,3 、NO,3大)

 
まゆ玉型の容器。フタと本体の1セット。型はNO,1~NO3、NO,3大 まで4型保有。NO,1はよりウエストが絞られ、NO,3になるにしたがいより膨らんだ型となる。熱絞り容器の型の中でも絞り度が高く非常に難しい製法となる。ラウンドした形がやさしさを表現する。2017年度グッドデザイン賞受賞はNO,3。
 
 

        NO,1~NO,3大の側面ディテール
 
 
長方形(小と大サイズ)

 
長方形型の小、大サイズ。フタと本体の1セット。角が全てラウンドしており、やさしく柔らかさの表現が特徴。縦長の容器表現に。スリムなタイプ型

 
 
 
 
 
 
正方形(小と大サイズ)

 
正方形型の小、大サイズ。フタと本体の1セット。角が全てラウンドしており、やさしく柔らかさの表現が特徴。正方形の大サイズが保有型で最大サイズとなる。大柄なギフトセットに。
  
 
 
 

 
 
150mmΦ ドーム型

 
150mmΦドーム型。フタと本体の1セット。円形でドーム状にフタが膨らんでいる。円形のモチーフデザインを全面に印刷可能。過去テストデザインとして、果物、ボールなどを描いてアイキャッチ性の高い形状となった。
 
 
 

 

150mmΦ サッカーボール型

 
150mmΦのサッカーボール型。フタと本体の1セット。フタのみサッカーボールの凹凸を金型で表現している。画像は墨1色の印刷を施している。無地でも可能。ボールのイメージを表現する包装ネットも販売可能。
 
 
 
        サッカーボールの側面ディテール
 

パッケージ紙器箱
別注金型製造が可能

 
別注文のオリジナル金型製造が可能。独特な形で唯一の形状を商品の特徴として優しさ、紙の風合いをオリジナル商品として価値を高める手助けを致します。金型は高価になるため、長期的な販売戦略が必要です。サイズ、形状など制限はございますが、さまざまな形に挑戦致します。
(別注金型代は、フタ本体でおよそ200万円ほど。)

 
 

 
静岡県 富士市 箱 パッケージ
 

熱絞り紙容器の現在保有型

上段左から長方形の小、大 正方形小、大
下段左からまゆ玉NO,1、NO,2、NO,3 、NO,3大、150Φドーム、サッカーボール
 
2021年 10月現在
(今後も増加させて行きます。このページにて都度ご確認ください。)
 
 

 
製品規格表

 

製 品 名 まゆ玉 NO,1 まゆ玉 NO,2 まゆ玉 NO,3 まゆ玉 NO,3 大 長方形 小サイズ
サイズ(フタと本体重ね) 156x86x48mm 156x86x48mm 156x86x51mm 206x136x53mmH 206x76x48mmH
まゆ玉ウエスト高サイズ(中央部)
約42mH
 約45mm  約51mmH
使用板紙 KGボード7

KGボード7

KGボード7  

KGボード7 KGボード7 
1個セット当たり重量  23g  23g  23g 41g  31g 
梱包数量(フタと本体同梱)
240個セット入れ  240個セット入れ  240個セット入れ 120個セット入れ  200個セット入れ 
梱包段ケース寸法(外寸) 596x496x338mmH   596x496x338mmH 596x496x338mmH   596x446x428mmH  596x446x428mmH
最低受注数量(印刷有り、無し共通)
1,200個(240個セット単位) 1,200個(240個セット単位) 1,200個(240個セット単位) 1,000個(200個セット単位) 1,000個(200個セット単位)
1回での最高受注数(印刷有り、無し共通) 9,600個(240セット個単位) 9,600個(240個セット単位) 9,600個(240個セット単位) 6,400個(200個セット単位) 6,400個(200個セット単位)
 
       ★まゆ玉型パッケージはフタのウエストがNO,1~NO,3に行くほど膨らんで行きます。(価格同値)
      また、微差ではあるもののNO,1の本体は専用型となっており、NO,2とNO,3の本体は共通型となります。
 
製 品 名 長方形 大サイズ 正方形 小サイズ 正方形 大サイズ 150Φドーム型/サッカーボール型
サイズ(フタと本体重ね) 206x141x48mmH  156x156x48mmH 206x206x48mmH 155Φx62mmH
使用板紙 KGボード7

KGボード7

KGボード7  

KGボード7
1個セット当たり重量  50g  43g  69g  36g
梱包数量(フタと本体同梱)
120個セット入れ 120個セット入れ  80個セット入れ   120個セット入れ
梱包段ケース寸法 596x446x428mmH   596x496x338mmH  596x446x428mmH  636x466x318mmH
最低受注数量(印刷有り、無し共通) 1,080個(120個セット単位) 1,080個(120個セット単位) 1,040個(80個セット単位) 1,080個(120個セット単位)
1回での最高受注数量(印刷有り、無し共通) 3,840個(120個セット単位) 4,800個(120個セット単位) 2,560個(80個セット単位) 4,800個(120個セット単位)
★既製品での在庫販売はしておりません。上記表の最低受注数量からの都度製造となります。(無地、印刷共に)

★納期は都度ご確認ください。数量、加工方法、時期により変化いたしますがおよそ4~7週間前後、国内製造。
★ご発注数は熱絞り成形の成形後に安定形状をさせるためケース入り数単位で割り切れる数量でお願いしております。

★食品対応の板紙を利用しておりますが、耐水耐油効果はございません。利用状況でのテストをお願いします。
★現在箔押しは 熱による劣化が起こり加工不可となっております。
★オリジナルデザインの場合、立体的な事前サンプルにてデザイン形状をご確認頂けます。
  また熱絞り容器の制作を熟知した当社デザイナーによるデザインも承ります。
★段ケース梱包ですが熱絞り容器の特性上、上記入り数単位での販売となり予備は同梱されておりません。
 
   
 
 

 

包装参考(印刷無し、包装帯、シール、帯等で装飾)

 
 
 

 
 

 
 


 
 

熱絞り紙容器を利用したバリエーションパッケージ

 
 

 
 
 
  
 
  
 
 
 
 
 
ペーパーウッド

ペーパーウッドボックス

 

フタは熱絞り紙容器、
本体は木製箱(持続可能な脱プラ容器)

紙と木とのコラボレーション。
近年一番のヒットパッケージ(本体は食材を直接入れることが可能)

ペーパーウッドボックス     Paper Wood Box 
 
フタ部分特許認証
<発明者> 蔵前産業株式会社 大原康弘(オオハラ ヤスヒロ)
      アイパックス イケタニ㈱ (現ケイジズオフィス代表) 金指恵司(カネザシ ケイジ) 
 
本体木製部分玉手ボックス特許利用
<発明者> アイパックス イケタニ㈱ (現ケイジズオフィス 代表) 金指恵司(カネザシ ケイジ)   


紙製の深絞り加工を施したフタに木製(ファルカタ材)の本体を装着させたパッケージ。紙製だけのパッケージでは表現できない部分を木の風合いを加味させ、フタが紙製のため多彩な印刷表現が施せる。木製のお弁当用、および和風系の用途から洋風食材などのさまざまなパッケージに使用用途を広げる表現を持たせた。特に紙フタは技術開発している板紙を深く絞る加工技術により、フタとしてのプロダクト機能が生まれる。また、フタの縁部分にさまざまなカッティングを施して独自性のあるプロダクト表現が可能。そのラインにより雰囲気が変わる。本体はワッパ、折箱などを製造する木製容器業界への協力依頼パッケージ(板紙名 KGボード7) 本体も環境配慮のファルカタ材。

2015年 8月 静岡県経営革新計画承認事業となる。 
 
 
 
 

 
 

 
   
富士市 静岡県 箱 パッケージ

 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
ペーパーウッドボックス サイズ表

 
現時点での木製本体の規格が存在するサイズ
製 品 名  長方形 小サイズ 長方形 大サイズ  正方形 小サイズ 150Φサイズ
フタサイズ  206x76x34mmH 206x141x27mmH 156x156x34mmH  155x155x48mmH 
本体サイズ 200x75x50(内45)mmH 200x140x50(内45)mmH 152x152x50(内45)mmH 147x147x50(内40)mmH
フタ 使用板紙  KGボード7 KGボード7  KGボード7 KGボード7
本体 使用材料 ファルカタ材2mm厚 ファルカタ材2mm厚 ファルカタ材 2mm厚 木材1mm厚
1個当たり重量(セット) 46g 62g  51g  53g
梱包数量
 フタ600個入れ 本体300個入れ 単位発注 フタ360個入れ 本体180個入れ 単位発注 フタ320個入れ 本体160個入れ 単位発注 フタ180入れ 本体150入れ+フタの梱包数調整
最低受注ロット
1,200個セット(フタの600個単位) 1,200個セット(フタの300個単位) 1,280個(フタの320個単位) 1,080個(フタの180個単位)
1回での最高受注数量 3,000個 3,000個 3,200個 2,880個

 

※本体は木製で上記既製サイズのみ規格品となっております。その他数量、納期により別注サイズでの対応も可能です。ご相談ください。

 
 
 
 
  
  
 
 
 
 
玉手ボックス

 

玉手ボックス

柔らかなライン表現を様々な商品パッケージに! 

フタは熱絞り紙容器、
本体は紙製組箱

本体側の設計をフレキシブルにする。

玉手ボックス   Tamate Box  
  
フタ部分特許認証
<発明者> 蔵前産業株式会社 大原康弘(オオハラ ヤスヒロ) 
      アイパックス イケタニ㈱ (現ケイジズオフィス 代表) 金指恵司(カネザシ ケイジ)
 
本体部分特許認証
<発明者> アイパックス イケタニ㈱ (現ケイジズオフィス 代表) 金指恵司(カネザシ ケイジ)


 絞り成形プレス加工パッケージをフタとして利用するプロダクト。熱成形プレスの難点であるサイズ調整に対する金型代がコスト高なため、サイズ種類を増やすことが容易でない点を本体製品側のみ通常の比較的安価なトムソン抜き型にて設計製造する。本体が組箱トムソン型となるため、仕切り等あらゆる商品サイズ、その他、目的に合わせたプロダクト設計が可能となる。特徴はフタの角R感を全面に表現できる今までに無かったパッケージプロダクトとなった。専用の食品トレーを本体側に設置することにより、直接食材を入れることも可能となる。菓子向けから付加価値ギフトへ今までに無いパッケージ表現を提供する。
(フタ板紙名  KGボード7、本体は選択可能な通常板紙)
申請ポイントは熱絞り容器をフタとして本体外側からかぶせた時に本体側が熱絞り容器以外でフタのRに本体Rを合わせるところ。
 
2016年 3月 静岡県経営革新計画承認事業となる。
 
 
LinkIcon 玉手ボックス簡易パンフレット

 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 

 

熱絞り紙容器について

About Hot Mold Press Box
 NETUSHIBORI
 

 

 

印刷:オフセット印刷による曲面を生かしたデザインを。

富士市 静岡県 箱 パッケージ
  和柄、洋柄、キャラクターなど平面パッケージに無い表現。

 
オフセット印刷による多彩な印刷が施せます。通常平らな面にデザインすることが多いパッケージデザインですが、熱絞り容器は曲面が有り、それを生かしたデザインでアイキャッチ効果の高いパッケージに仕上げることができる。印刷はフタ及び本体にもかけることが出来ます。使用される板紙は熱絞りに特化したKGボード7でほどよいマット感が特徴となっております。箔押しは熱での劣化がありますので位置や面積などテストが必要です。エッジ部分にベタ印刷を持ってきますと熱と圧力により擦れが発生しやすいので事前テスト品にてご確認ください。印刷はKGボードの特性を知る自社工場印刷オペレーターにより施されます。

装飾品:無地の状態でゴム紐等の装飾にタグを差し込むだけでも良し。

パパッケージ 熱絞り紙容器 箱 紙器 静岡県 富士市
  印刷をしないプレーンの状態での装飾仕上げも良し。

      画像引用:銀座シックス 旬菜三山様
 

熱絞り成形は印刷をせず、無地への装飾でも十分に存在感を表現できる。画像の銀座シックスへ出店されている旬菜三山様のパッケージはシールと差し込み薄紙印刷物とゴム紐にて見事に装飾し、その存在感で売れている事例だ。他に入浴剤メーカー様もシールと止めゴム紐で表現している。コスト的にも印刷よりも安価に表現できる場合があるのでデザイナーとともにクリエイトして頂きたい。アイデア次第で幅の広い表現が展開できる。

材質について:KGボード7(ケージーボードセブン)

パッケージ 熱絞り紙容器 箱 紙器 静岡県 富士市
  より独自な開発をするなかで世に無かった板紙も作った。

熱絞り容器を開発していく中でより目的に近づくために材料の開発も必要だった。プラスチックを含まずに深絞り成形しても元に戻りにくい世に無かった板紙を作り出すことは困難を極めたが当時の製紙、包装産業に従事するマイスター達が多くの知恵と経験を注ぎ込んでくれた。印刷仕上がりは程よいマット感があり、成形するとピンポン玉と同じ音を発し、硬く成形変化され成形戻りを防ぐ。「KGボード7(セブン)」という板紙への命名には開発者達だけが知る開発コードが含まれている。しかし現代では予想だにしない板紙の開発はもはや皆無といえる時代に入った。日本産業界の大きな問題であると思う。KGボード7を使った成形加工特許は当社と蔵前産業(株)が2017年9月に取得し、同年11月には蔵前産業(株)の大原氏が板紙と布を貼り合わせての熱絞り成形の特許も取得した。 

インキ擦れなどの耐圧の開発途上:インキと表面加工の開発

  金型で熱成形をする中での耐性開発は今も続く。

熱せられた金型で平らな紙ブランクを数トンの力で成形する時に多くの負荷がかかる加工方法であるため、印刷されたデザインへの高い耐性が求められる。黒系や濃いめのベタ印刷では画像のような擦れが発生する。初期段階からは数段上の耐性を完成させたが、さらにその耐性を上げて行く開発をする。これらのデザイン上の特性は受注時に過去前例サンプルを元にアドバイスさせて頂きます。また下部画像は深さ部分になりますが、絞り加工時に発生する「しわ」は極めて目立たないものの、そのような部分に柄デザインを入れますとグラフィックの繋がりが途絶えてしまう事になります。下部画像右は白地に柄ですので比較的目立たないデザイン設計になっております。

 
 
 
 

パッケージ 熱絞り紙容器028
 
 
 
 
  
 
この度、東京営業所が蔵前産業㈱の大原氏と共に数年間共同開発してきました 熱絞り容器が2017年9月に特許取得に至ることができ、またその熱絞り容器である「まゆ玉型容器パッケージ」が2017年10月グッドデザイン賞を受賞するに至りました。60年というグッドデザイン賞の歴史の中で食品等メーカーと共同申請せずに化粧箱単体にて受賞するという過去前例をみない受賞となりましたことは日頃より背を押して頂いた皆様方そして、前例の無いパッケージ技術を幾度となく現れた壁にも諦めず、つき進めた紙素材に携わる包装産業マイスター達の力だと思っております。心より感謝を申し上げるとともにさらなる開発により容器パッケージという包装産業のステージを利用し、社会になす貢献がさらにできますよう精進する心構えでおります。
  今後ともご支援賜りますようよろしくお願い申し上げます。
  
 
 
熱絞り紙容器

          成形機で作業をする大原氏

 
  

 二人が出会って生まれたもの

思えば若かりしころの30年前、私は営業マンでありながら、ある顧客企業と紙皿絞り成形の開発に携わりながらテスト抜型を100型以上作り、その時に本番抜型を設計する前、筋押しの無いブランクの状態でその筋押し本数推測のため客先にあるプレス機にてテスト打ちをしており、その時出来上がたサンプルがとても「しわ」を風合いとした素晴らしい容器となった。それを製品として販売してみたが、時代が早すぎた。万人からその「しわ」の良さが不良品ととらわれ少量を販売したのみで停止してしまった。そのため逆の発想で深く絞っても極力「しわ」の出ない容器を考案したくなった。しかしこの考案を具現化できずに二十数年が経過し、ふとした切っ掛けである方にこの構想を話した所、「自分の思いを具現化できる人がいるよ」とご紹介を頂いたのが蔵前産業㈱の大原氏だった。大原氏の思いと私の思いは同じだった。大原氏は会社の中でたった一人、産業支援を受け深絞り容器のモンスター製造マシンの開発に携わり成形金型を自ら設計、製造まで一人で行っていた。しかし肝心の印刷ブランクを供給するパッケージ製造会社との協力関係が無かった。当然ながら、当時この容器の未来性を判断できる方はいないでしょう。この先どうなるかわからないパッケージに賛同する製造会社もなかった。企業ですから、会社内で結果が出るか出ないかわからない物に自ら手を上げ立ち上がることがどれほど勇気が必要なことか。売れなければ当然叩かれる。しかも蔵前産業㈱は鉄を加工する会社。その中で産業が多様化し既成概念
熱絞り紙容器 まゆ玉

            二人は全国を周り商品説明会を積み上げた。

では突破できない時代が来る中で未来を見据え、たった一人で突然「鉄」から「紙」を加工し始めるのだから。その男義半端じゃない。しかしこんな二人が出会う確率は100万分の1と知り合いに私がいつも話しているのですが、あの日、私の思いの中心にある「迷ったら難しい道を選べ」を実践している大原氏と出合えた。即日、固い握手をかわし私はデザインとブランク製造、販売システム。大原氏は技術管理、成形製造を担当し、お互いの無いところを補い合いながら、このプロダクトを全国に広める実現のために共同作業が始まった。そして衝撃的な瞬間がその後訪れる。立ち上げ時に利用していた板紙ではプラスチックが混合されているため様々な環境問題や強度、材料コストなどをクリアーできなくプラスチックを含まない純然たる脱プラの紙容器を作りたかった。しかしある偶然から間違ってプレスしてしまった紙素材が叩くとピンポン玉のような音をたて、きれいな成形を保持してしまったのだ。その紙の特性を徹底的に調べ上げ、テスト打ちをして精度を上げていった。これが熱絞りに特化したKGボード7(セブン)という世に1つしかない板紙も作り上げた。KGボード7の命名は私がしたのですが、開発者達だけが知る開発コードが含まれています。そして完成したサンプルをアポイントを取り全国の新規顧客先に二人同行して商品説明会をして周る日々が延々と続いた。大勢の新規顧客に二人はジョークを交えながら商品の良さを説明して行った。時には20名以上も集まることも多く、また二人は商品説明会を同業社からもオファーが入り行っている。それはロックのコンサートにたとえ、この仕事に目標を見いだせない若きパッケージ営業マンやデザイナーたちの前で開発秘話を元に「パッケージの仕事は素晴らしい!」と業界ジョークまじりのエンターテイメント商品説明会を繰り返し、「どんな会社でもパッケージ開発(提案)を利用して営業モチベーションを上げることができる。」と勇気付けることを続けた。その数、累計で107社600名に到達(2018年12月現在)それから現在、脱プラスチックの環境背景も起こり始め、時代は巡ってきた。次から次に熱絞り容器の定期的なお仕事を頂けるようになり、リピート率は90%以上で採用顧客の成功を導かせた。まだ先が見えないころ夜遅く関西で商品説明会を開いて二人帰るとき、お互い「いつか波、来るよね?」って励ましあった日が懐かしいです。この事業は私だけでは出来なかった。大勢の包装産業のマイスターたちが惜しみもなく人生で培った技能を私に対して力を発揮してくれた。そして、2017年9月にはこの熱絞り容器の製造方法が特許認証され、同年10月にはパッケージ単体では史上初のグッドデザイン賞を受賞することができました。仕事の可能性って凄いなと感じた瞬間でした。まだまだ完成なんてしていないこの容器をもっともっと磨いて多くの方に喜んで頂ける日を願い、楽しんで精進するのみです。展示会にも定期的に参加しております。   どこかで出会いましたらこの二人にお声がけください!
 
keijis OFFICE  金指恵司 (カネザシ ケイジ)
 
 
 
グッドデザイン賞 審査員コメント>
紙成形の手法は多く存在しますが、このパッケージのエッジの美しさ、展開性は素晴らしいと思いました。
紙パッケージがこのようなテクノロジーによって進化し続けてほしいと思います。

 

 
  
熱絞り容器 グッドデザイン賞 静岡県 富士市
グッドデザイン賞紹介ムービー (音声有り)
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